「市民で支える大阪人権博物館の会」(リバティ応援団) 結成のご案内
大阪人権博物館(リバティおおさか)は官民一体の協力によって、1982年に設立され、日本で唯一の人権に関する総合博物館として、重要な役割を担ってきました。しかし、2012年に橋下市長、松井府知事がリバティおおさかを視察し、自らが大阪府知事在任時に承認した展示に「私の価値観に合わない」とし、翌2013年4月から補助金が全面的に停止されました。
それから6年、サポーターの支援でなんとか運営が続いてきましたが、自主運営も限界というSOSがまわってきました。残念ながら、今の日本社会を見ていると、これまで以上にわたしたちに必要とされる場所だと思います。ぜひみなさまのお心をお寄せいただければと思います。
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「市民で支える大阪人権博物館の会」(リバティ応援団)
結成のご案内
浅居明彦、足立須香、太田恭治
大阪人権博物館(リバティおおさか)を応援してくださっている皆さんに!
リバティおおさかは、大阪府・市が公営博物館といっていいほどに支援して運営されてきましたが、大阪府・市が一方的に方針転換し、すべての補助金をストップして6年、大阪市に至っては敷地所有権の返還までを要求し、裁判となって4年がたちます(継続中)。リバティおおさかは、多くの皆さんの支えで自主運営を継続しています。職員も半分以上は別の仕事をしながら資金不足、人手不足の中でがんばって支えています。
今年1月、「自主運営もそろそろ限界だ」という声も多く出て、私たちももうだめなのではないかと存続をあきらめかけました。しかし、今年1月の支援者に対する報告集会で、運営母体公益財団法人理事会から「4月以降も開館を継続する」との表明がありました。
リバティおおさかの苦境にただ手をこまねいているだけではいけないと考えました。個人の資格で有志が集まり、厳しい運営を支える応援団の結成を呼びかけることにしました。リバティおおさかも「励みになるので、ぜひお願いしたい」と期待を寄せています。
現在、館内や周辺の清掃は、業務外で職員、ガイドボランティアが自発的に行い、なんとか間に合わせています。来場者に情報提供するホームページの更新も遅れ、企画展、ホールイベントの準備も滞りがち。このほかにも、手が回らないことがたくさんあります。 ボランティア活動で、リバティおおさかをサポートしていきましょう。そして、持ち込みイベントの開催など、リバティおおさかが活性化するアイデアを集めていきましょう。
まず、リバティ応援団のブログを立ち上げました。参加者を募り、アイデアを寄せてもらう場にしたいと考えています。そこでは活性化の意見交換もしましょう。さらに、活動の状況を逐次発信していきます。またブログ上の情報を、拡散してもらう形だけでの参加も大歓迎です。ただし、リバティおおさかは資金難、人員不足ですから、その点をふまえての参加をお願いします。
応援団にも資金も人手もありません。それでも、みんなで力を合わせ,リバティおおさかを支えていきましょう。そして、市民とともに歩むリバティおおさかの将来像を模索していきましょう。
なお、応援団のボランティア活動は、リバティおおさかを資金面で支援する「リバティサポーター」の活動とは別です。
2019年3月14日
応援団からのお願い
応援団の参加者を募集します。
1.リバティ応援団連絡先
参加できる方は、ブログ上でその旨をお知らせください。
Blog URL: https://plaza.rakuten.co.jp/liberty2019/
Email: libertyouen2019@gmail.com
連絡は上記Blog、 Email に限ります。
2.応援団の結成の集いを開きます。
参加可能な方はお集まり下さい。会場の大きさの問題があり、上記の連絡先へ先に,ご来場の旨をお知らせ下さると幸いです。
日時:4月13日(土) 午後2時
ところ:大阪人権博物館ガイダンスルーム
3.現在、考えている応援団の活動
①応援団ブログでの活動、大阪人権博物館ホームページ更新の手伝い
②持ち込みイベント、企画展示の募集
③外国人来館者サポート
④草刈りボランティア活動 4月27日(土)予定
など
4.応援団の活動
・自由な個人によるボランティアで活動する
・自主企画・自主運営・自前を原則にする。支援のための諸経費すべてをリバティおおさかに頼らない。 ※自己負担が重荷にならない計画・プロジェクトに心がける
・拠点はリバティに置く。
・思いついたことをやれることからやっていく。
・リーダーは浅居明彦、サブリーダーは太田恭治とし、リバティおおさかとの調整は両名が行う。
・リバティの今後の状況が不透明なため、さしあたり今年3月から1年間を活動期間とする。