参議院選挙が目前に迫る中…
昨年から、小金井の市民団体のニュースレターを、自分が住む地域にポスティングするお手伝いをしている。初めはドキドキしたが、やってみるとこれが実に多くの発見があって、自分にとって大切な時間になりつつある。
普段だったら通り過ぎるだけのお家に、一軒、一軒、正対して、配布物をポストにいれる。ただそれだけなのだが、その家から感じられることがたくさんある。
私が住む地域は、戸建ての家が多く、比較的小さなお子さんがいる家族か、もう長いことこの地域に住んでいる高齢の方が多いようだ。今日は選挙チラシを持って、300軒ほどまわった。
残念なことに、荒れている雰囲気を感じる家が少なくない。家の周りや庭の草が伸び放題(これは今の時期仕方ないかな)、ゴミが家の前や庭に放置されている、子どもの遊び道具、自転車などが散乱している、生きものの気配がない、人の気配もない、誰も寄せつけないような殺伐とした雰囲気…。あくまでも主観的な印象なのだが。
余裕がないんだろうか、楽しく暮らしているだろうか、幸せだろうか。家から笑い声が聴こえてくるようになったらいいな、今ポストに入れた情報が少しでも役に立てば、と最後はいつも祈るような気持ちになる。
今日は、選挙への関心度が低いとされている若い世代が住んでいそうなアパートや、インターネットの情報はあまり入ってこないような高齢者を意識してチラシを入れさせていただいた。1票につながることを願って。