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日テレのevery.で上関原発について取り上げられたニュースを見て

【私の月曜デモ 2020.1.27 東京都小金井市より】
上関原発建設に反対です。
石木ダム建設に反対です。
日テレのevery.で上関原発について取り上げられたものを見ましたが、残念な内容でした。

・はじめに原発計画に反対し続けている人たちに現地を案内させ(とあえて言います)

・次に原発建設を見込んで民宿営業をしている人が、収益が得られずに困り、商品開発をしている様子

・そして梶山弘志経産大臣は、ボーリングは事業者が計画しているもので、政府は新増設は想定してない方針という会見でのコメントを紹介

・続いて政府関係者の「原発は必要。だから当然新設は必要」というコメントを紹介

・国際社会からCO2排出を減らすよう厳しく求められている今、排出量が少ない原発を推し進めたい思惑がある、とし

・最後は上関町役場に新年の挨拶に出向いた中国電力の社長の「原子力の重要性が今後ますます高まってくる。唯一日本の中で新設地点である上関の位置づけは、さらに高まる。必要性はさらに高まると考えています」というコメント

それらを番組として最後にどうまとめたかといえば
「この先、日本に新しい原発は必要なのか。国が明確な道筋を示すことが求められます」という結びの言葉。

わたしたちは、国が決めたことに従うのみなんでしょうか?
番組では、原発は必要、原子力の重要性、と当然のように主張しているコメントを引用していますが、今の国内の状況を踏まえれば、この主張に正当性があるのかを追求することがメディアの役割ではないのでしょうか。

上関原発は38年、石木ダムは45年前に計画されたものです。この長きにわたり進められない事業を持ち越してきた上関町、山口県、佐世保市、長崎県の責任は重大だと思います。これらの計画が頓挫してきたのには、それぞれ理由があります。その理由にきちんと向き合わず、解決しようとせずに金と力で強引に進めようとして費やされ、住民たちを苦しめてきた時間です。

自治体は、利益を上げること最優先の企業本位ではなく、税金をおさめている住民、その地に暮らす人々、その自然のなかで生息している生きものたちを最優先にして動くべきと思います。計画が進まなかったことで、国内でも稀に見る自然環境が今現在も残っている田ノ浦周辺、川棚川流域が、失ってはいけない最も価値のあるものだと私は思います。

(本日祝島は悪天候でデモお休みとのことです。)
#私の月曜デモ
#上関原発おことわり