『里守人と馬頭琴』(仮題)映像制作プロジェクトの経過報告と「第10回美炎・馬頭琴の調べ」のご案内
昨年の棚田コンサート「第9回美炎・馬頭琴の調べ」からスタートを切った「里守人と馬頭琴」(仮題)の映像制作プロジェクトは、12月、2月、3月と順調に撮影を続けてきましたが、4月以降は、東京での新型コロナウィルス感染の状況を見ながら、訪問を控えざるを得ない状況が続きました。その間は、梅平在住でコンサートの主催者でもある廣田美千香さんにご協力いただき、映像記録を進めてきました。
8月初旬に久しぶりに纐纈、石井の二人で梅平に伺い、青々と美しい棚田の光景や集落全戸での草刈り、墓なぎの様子などを撮影させていただきました。梅平の自然には、たくさんの生きものの気配がありエネルギーに満ちていて、私の萎えた体もすっかり元気を取り戻しました。
今年のコンサートの開催は、主催者のみなさんが検討に検討を重ね、これまで続けてきた方式を大幅に見直し、10月11日、18日の二日間に分けての開催を予定しています。詳しくは下記のHPをご覧ください。
またHPでの撮影報告が止まっていましたが、これからコンサートに向けて、この夏までの梅平の様子を随時アップしていきますので、合わせてご覧いただければと思います。
新型コロナウィルス感染の影響により、様々な制限の中に身を置くことが多い半年でしたが、だからこそ山の中の美しい天然ホールで行われる〝とびきりの演奏会〟をみなさまに楽しんでいただきたいと、主催者のみなさん、演奏者のみなさんは、心を尽くして準備を進めていらっしゃいます。
自然の中で音楽を体感する喜びを、みなさまと分かち合えることを心から楽しみにしております!