ついに、ついに、ついに『里守人と馬頭琴』完成しました!
春がきました!
ついに、ついに、ついに映像『里守人と馬頭琴』が完成しました!!!
2月23日に地元、梅平(栃木県那珂川町)のみなさんにお集まりいただき、完成披露試写会を行いました。
みなさんの笑顔や涙に包まれ、この作品を届けられたことに心から安堵し、この6年半ずっと続いてきた緊張が少しずつ、少しずつほどけてきています。
まずはこれまでずっと支えてくださった応援する会の方々にDVDをお送りするべく、本日、すべてのデータ入稿を終えました。
(DVDの一般販売は4月初旬からを予定しています。詳細はあらためてご案内させていただきます)
私個人の思いから始まったこれまでの映画製作とは違い、今回の映像制作プロジェクトは、私にとってはエベレスト級の山を登っているような険しく、果てしない道のりでした。
私の手元には、石井和彦さんと梅平に通って撮りためた映像をはじめ、コロナ禍で梅平の廣田美千香さんがコツコツ撮りためてくださった映像、さらには梅平や音楽会に関わる膨大な写真や動画、音源を関係者のみなさまからご提供いただき、そして美炎さんの素晴らしい楽曲の数々がありました。様々な質感のものがあり、どれも撮り手の心がこもった大切な記録でもあり、それらをどうしたら作品として束ねられるのか、これまでの自分ではとても歯が立ちませんでした。
それでも、あの美しい光景と人々の温かさを映像で再現したい、私自身がその映像を見てみたいという一心で、そのためだったらなんでもやってやる!と開き直るまでに、だいぶ遠回りをしてしまいました。
それまでの自分の思い込みやこだわりに気がついては、ひとつひとつ捨てながら、ひたすら映像に向き合う日々でした。
確かにこれが私が感動した山の棚田の音楽会であり、梅平という里とそこに暮らす人たちの雰囲気だ、と納得できるまで、何度も何度も完成期日の約束を破り、お詫びのお手紙を応援する会のみなさまに送り続けました。
梅平のみなさまも、応援する会のみなさまも、ヒロクラフトの廣田夫妻、ポラリスの美炎さん、前田さん、そして家族や友人たちも、ずっと静かに見守り続けて下さいました。
完成を見届けていただくことが叶わずに鬼籍に入られた方もいらっしゃり、不甲斐ないという言葉では、とても気持ちがおさまりませんが、お一人お一人の姿といただいたメッセージがずっと心にあります。
様々な状態の映像を1カット1カット丁寧に整えてくれた石井さん、棚田というロケーションでの音楽会の音源、自然の音、生活音、そして美炎さんの楽曲をひとつにまとめあげてくれた石川雄三くん。最後の最後まで、この作品の完成のために共に走ってくれました。
そうして完成した817カット、116分の映像『里守人と馬頭琴』は、私がずっとずっと、見たかったものでした。そしてみなさんにも、ぜひに観ていただきたいと思えるものになりました。
このかけがえのない光景と美しい調べの物語が、観た方にとっても大切な記憶となることを心から願いながら、これからはこの作品をどのように届けていけるか、全力で動いていこうと思います。
長いこと、報告ができずにきましたこと、心からお詫びいたします。
あまりに言葉を出さずにきたもので、これから徐々にリハビリしながら、これまでのこと、これからのことを文章にしていこうと思います。








