竹の花
GWに入ってすぐに、知り合いのお家にある竹に花が咲いたと聞き、急ぎ石井と一緒にカメラを持って訪ねました。
真竹の栽培品種で、観賞用としてプランターに植えてあった金明竹から、たしかに花が!なぜか白い花だとばかり思い込んでいましたが、想像とは全く異なるものでした。花をつけるのは、孟宗竹は60年に一度、真竹は120年に一度ともいわれ、金明竹の開花はさらに珍しいとか。花をつけた後、いっせいに枯死する場合もあるといいます。ただ地下茎も全滅ということではなく、そのまま少しずつ更新していき、10年ほどで復活する、というお話を伺いました。
私が生きている間に、竹の花を見られることはあるんだろうか、と思っていたので、自分の目で見られた時は、なんとも言えず神秘的な気持ちになりました。
万漁籠を作っている西山さんと、手持ち部分に巻く新竹が出てきたら、またいわきの小名浜を訪ねる約束をしていますが、今年はまだのようです。竹林に何事もなければいいのですが。
動画撮影:石井和彦