映画『太陽がほしい』を応援しています！
この夏に公開予定のドキュメンタリー映画『太陽がほしい』（班忠義監督）を応援しています。
この作品を拝見したのは、昨年の10月、専修大学での上映会のことでした。上映後の班監督のお話を聞きながら、こういう方だからこそ20年の歳月をかけて、この映画が作り出されたのだな、と感じ入りました。そしてなんとなく、これから関わることがあるのではないか、という予感がありました。
2ヶ月ほど前のこと、10年前にたった一度だけ、知人を介してお会いし名刺交換をしていた方から、突然お電話をいただきました。班監督の映画を応援しているのだが、人手が足りなくて力をかしてもらえませんか、ということでした。あの時の予感がよみがえり、すぐに会いに行きました。夏に劇場公開が決まったが、予算も人手も全く余裕がないとのこと。フリーの映画関係の人間とこれまでの班さんの応援団が集まり、公開に向けて動き出しました。
班さんは、戦時中に性暴力被害にあった中国人女性たちのもとへ通い続け、本や映像にまとめてきました。4作目となる映画『太陽がほしい』は、2015年から国内での上映を続けてきましたが、劇場版として再編集したものが、いくつかの海外映画祭で最高賞を受賞し、今夏に渋谷のアップリンクをはじめ劇場公開を予定しています。また7月14日には、多摩市で自主上映会もあります。ここでは、前作の『亡命』も同時上映します。
慰安婦をめぐる論争を描いた映画『主戦場』が話題です。この映画を観ながら、私が最もショックを受けたことのひとつは、街頭インタビューで日本の若者たちが、慰安婦ということばすら聞いたことがない、と無邪気に答える姿でした。これは本当にヤバい…、と心底危機感を覚えました。（専修大学での上映会の参加者も９割がシニアでした。）
ぜひ主戦場の議論と合わせて、ひとりでも多くの方にこの映画を観ていただき、当事者の方々への理解を深めることにつながればと願っています。
多摩上映会、全国共通劇場鑑賞券（どちらも前売り1500円です）とも、やしほ映画社でも扱っていますので、興味がある方はお声掛けください。
チラシの配布、チケットの委託販売にご協力いただける方も、ぜひご協力をお願い致します！
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映画『太陽がほしい』映画情報は↓
https://www.facebook.com/givemethesun/
2018 / 中国・日本 / 108分/ ドキュメンタリー
監督・撮影 班忠義 / 編集 秦岳志 / ナレーション 有馬理恵
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＜班忠義2作品上映会＆トーク 多摩市＞
【日にち】2019年7月14日(日)
【時間】14:00～
【場所】ベルブホール（多摩市永山6-10-2）
小田急線・京王線「永山駅」徒歩３分
【タイムスケジュール】
14:00 開演 (13:30開場)
14:00 『太陽がほしい』(108分)上映
16:00 班忠義監督 作品解説トーク
17:00 『亡命』(118分)上映
19:00 班忠義監督＆小森陽一さん（東京大学教授）クロストーク
20:00 終了
【チケット予約・問合せ】
090-1847-0835（ナチュランド・山本）
kotozute2019@yahoo.co.jp
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2019年8月3日(土)より劇場公開！
東京 渋谷UPLINK
大阪 シネ・ヌーヴォ
愛知 シネマスコーレ
そのほか順次公開予定。
（京都みなみ会館、元町映画館、横川シネマほか）
